やめてよかった2021。

2021年は、始めたこともあったけれど、同時に、やめたことも多い年だった。結果それがよかったのか、わるかったのか、と考えたとき、やめてよかったな、と思えることをここにまとめてみる。

 

1.惰性

ざっくりした表現だけれど、惰性で行っていたもろもろ、をやめた。惰性で見るスマホ、惰性で繋がっていた人間関係、惰性でつかっていたお金。無駄をはぶいた、とまでは言わないけれど、惰性だったな、とふいに気づいたときに、それらをやめてみたら時間がまとまって訪れてきてくれた。その時間をつかって本を読んだり、日記を書いたり、筋トレをしたりできるようになった。無駄遣いがへった。

 

2.根拠のない買い物

またお金の話になっちゃうけれど。買い物が、とても慎重になった。無駄を増やすだけになる買い物はしないように気をつけて、なぜ必要かなぜ欲しいのか、をよく考えて買うようになった。だから欲しいと思って買うまでに、月単位で時間がかかる。でもたくさん調べてたくさん悩んで、そのもののためのお金を用意してお迎えしたものたちはどれも愛おしく感じる。せっかくだから、とか、ついでに、とかで買うものたちは、結果使わなくなってかあいそうなことをしてしまう。でも今でも衝動買いをしてしまうときがあるし、百均で豪遊することもある。まだまだ修行が足りません。

 

3.八方美人

わたしはばかなくせにプライドが高くて見栄っ張り、そしてどうしようもなく八方美人だった。誰にでもよい顔をする、誰にでも好かれる、それでよい気分になってる、安心してる。それは相手に気にいられるように、好かれるようにへらへらしているから。相手に合わせてごきげんを伺っているから。ばかなのかな、とある日思って、以来意識して八方美人をやめてみた。消耗して疲れ果てることが少なくなった。じぶんの意見をきちんと伝えられるようになった。いやなものはいやだと、言えるようになった。気の合わない人との関わりを断った。八方美人は疲れるだけで、いいことはたぶんない。もちろん礼儀とか社交辞令とか、そういうのとは別問題で。嫌われてもいいやって思えるのは強さだ。

 

こんな感じのやめてよかった2021。2022年はなにを始めてなにをやめるだろう。

今年もやめてよかったことがいくつかできればよいな、と思う。