しにたい季節

春はしにたい季節だ。動かない頭やからだが、周りの蠢きに反応して、動こうとする。だけどどうしたって動けないから、焦燥に駆られてしにたくなる。そのくりかえし。

ことしの春はまだマシだと思っていた。この数週間、ひどくくたびれていた。鬱転したのかもしれない、と、ぼんやりした頭で考えて、もやもやとした気持ちをひきずりつつ布団にもぐりこむ日々。

風邪をひいていたというのも一つの要因のように思う。弱っていた、からだも、心も。

 

いまはわりと元気。

 

ひさしぶりに小説を書こうとおもって、書いているのだけど、冒頭部分を書いて筆がとまってしまった。書きたいのに、ちからが出なくて書けない。情熱がつづかない。

これはけっこうきつい。

遡ってみれば、2019年くらいまではかろうじてまだなにかしらの文章を書いてたみたいで。あまり記憶がないのだけど。

そのときに比べて年をとったからとか、体力が落ちたからとか、いろいろ言い訳は思い浮かぶけど、

かつてすきだったものがそれほどでもなくなってしまった、と、自覚する瞬間は、いつでも心臓が冷える。

 

(でもすきだよ。)

 

ブログ、できればまいんち書きたい。4月の目標とする。(もう9日経っちゃってるけど)