輝かしき日々

じぶんを不幸だと思わないし思いたくもないけれど、運がないなとか間が悪いなとかはよく思う。それからしぬまで抱えなきゃならないハンデを背負っているなあ、とか。そのことについては考えるとたまらなくなるけれど、考えてもしかたがないことなのだ。かなしいことに。

通院の日。先生のおだやかな顔をみてると安堵する。じぶんのことが、じぶんから離れてゆく。たぶんにわたしのなにもかもがたいしたことなくて、たぶん、ほんとうはなにもかも他愛もなく些末なことで。だから、大丈夫。大丈夫なんだ。

パン屋さんのパンを買って帰った。クロックムッシュといちじくの練りこまれたスティック状の固いパン。(わたしはいちじくがすき)

 

どうしょうもなくつらくてつらくて、きのうはずっと泣いてたくせに朝には元気になっていた。その程度のことなのだ、わたしの、なにもかもは。

腐れ縁に貸しっぱなしの映画のDVDとCDアルバムのことを思いだす。いまさらだけど。どうしよう。どうしたらいいかな。面倒くさい。いまさら会う気にもなれないし、郵送してもらおうかな。などと考えながらカレーを作る。疲れた日に頼りになるのはカレー。たまにビーフシチュウ。このあいだひさしぶりに牛肉を買ったから、あしたはビーフシチュウでもいいかもしれない。